新生児一過性多呼吸とは?原因は?後遺症は?出産後NICUへ

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新生児一過性多呼吸

私は3児の母。(現在第4子を授かりました。)

上2人は自然分娩、出産後は何の問題もなく五体満足に生まれてきてくれた。

第2子は妊娠初期に大量出血で流産しかけて入院⇒大量出血赤ちゃん生まれる可能性1%以下・奇跡は起きるのか?

第3子は、逆子で、急遽帝王切開。

そして、まさかの【新生児一過性多呼吸】でこの世に誕生して、すぐにNICU(新生児特定手中治療室)へ。

すぐに会うことは許されず、我が子をこの手で抱っこするのを待ち焦がれた。

【新生児一過性多呼吸】って何????不安がよぎる。

今回は【新生児一過性多呼吸】とは何か?原因や後遺症、実際の入院エピソードをお伝えします。



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新生児一過性多呼吸とは?原因は?

【新生児一過性多呼吸】は、そんなに珍しい病気ではありません。

新生児の肺中の水分(羊水)が、本来ならば、出生後なくなるはずなのに、残ってしまったために起こります。

帝王切開で生まれた赤ちゃんに時々見られる症状です。(自然分娩の場合でもあります。)

新生児一過性多呼吸の後遺症は?

一般的には、症状が軽い場合は、通常の酸素吸入のみで数時間から数日で回復しますが、非常に稀に、経過中、脳への酸素循環不足の疑いがある場合、しばらくは経過観察の必要がありますが、後遺症が残る例はほとんどありません。

新生児一過性多呼吸でNICUで産後入院エピソード

可愛い我が子にすぐにでも会いたいのが、母親。

もちろん、父親もだが、お腹を痛めて産んだ我が子には、一刻も早く会いたい。

でも、会うことは出来ない。

帝王切開の手術後、病室で休んでいると、先生が立ち寄って下さった。

そして「赤ちゃんは、少し早く生まれてきたので、呼吸が浅くて、少し苦しいので、呼吸を助ける装置を付けるため、NICUで様子をみますね。」

「赤ちゃんの様態が良ければ、すぐに会いに行ったり、哺乳瓶でミルクをあげることも出来るから、赤ちゃんにあげるためのおっぱいが出る準備をしておいてね。」と優しく話してくれた。

私は、出産予定日よりも3週間も早く生まれたのだから、呼吸が浅いのは、仕方ないだろう。と意外とあっさりしていたが、みんなからのお祝いメールでNICUにいることを伝えると、みんなが心配してくれた。

そのメールで、なんだか深刻なんじゃないかと思い、不安になってきてしまった。

帝王切開後の体調・過ごし方

上の子2人の自然分娩の時は、すぐに母子同室が始まったから、アタフタ慌てふためいていたが、赤ちゃんと離れ離れだと暇すぎる。

ボーーーッとするのも疲れた。

しかも、下半身に麻酔が効いていなくて動けないから、床ずれしながら、天井をただ眺めるしかできない。

退屈だ。

少しずつ少しずつ麻酔が切れてきて、やっと動けるようになってくるが動けるようになるまでには結構時間がかかる。

【新生児一過性多呼吸】NICUでの入院生活

【新生児一過性多呼吸】の症状により入院期間は異なります。

赤ちゃんの入院が長引く場合は、お母さんが先に退院し退院後赤ちゃんに会いに来ることになります。

私は、実家に幼い子供2人預かってもらっていたので、ギリギリセーフで一緒に退院することが出来て本当に良かったです。

万が一私の体調の経過も悪く、長期入院だったら困り果ててしまっていたと思います。(両親とも持病があり、疲れ果ててしまっていたかもしれません。)

1日目NICU入院

新生児一過性多呼吸で赤ちゃんがNICUへ入院

・保育器に入れられ、呼吸器(鼻にチューブを装着)をつけて、呼吸の補助を行う。

・手より点滴

・足に心拍数

・血圧などをはかる機械を装着

NICUに入ることを両親だけ面会を許される。

兄姉は会うことは出来ない。

子供達が来ていたので、親は交代で赤ちゃんに会いに行く。

私の移動は、麻酔は切れたがまだちゃんと歩くことが出来ないので車いす。

子供達が順番に押してくれた。

NICUは、動画禁止、写真のみOK。(病院によって違うかもしれないが)

保育器に入っているので、手を入れる丸い所から手を1本ずつ入れ赤ちゃんに触れることが出来る。

とっても小さくて愛おしかった。

顔や体には、機械が沢山装着されていて痛々しかった。

2日目NICU入院

新生児一過性多呼吸赤ちゃんNICU入院面会

1日目と変わらず、ちょっとしか会えない。

この日は、家族が会いに来たが、直接会うことは出来ないのでモニターに映った赤ちゃんをモニター室で眺めるだけだった。

最初は、子供達も幼いいとこ達も赤ちゃんだと喜んでいたが、モニターなので実感がわかず遊びだしてしまった。

3歳の娘だけは、赤ちゃんの顔のお絵描きしてくれた。

3日目NICU入院

主人が仕事の為、家に帰る日。

やっと赤ちゃんの呼吸が安定し、呼吸器が外れて、初めて赤ちゃんを抱っこすることが出来た。

帰る前に抱っこすることが出来て、本当に良かった。

4日目NICU入院

新生児一過性多呼吸赤ちゃんNICUへ入院

赤ちゃんに会いにNICUへ数回足を運ぶことが出来た。

初めて、粉ミルクをあげることが出来たが、保育器の中に手を差し込み、赤ちゃんの首を支えながら決まった量のミルクをあげるのだが中々難しい。

まだ小さく、グビグビ飲まないので、時間がかかり、途方に暮れているとNICU専門の看護師さんが代わって下さり病室へ戻ることが出来た。

姉が赤ちゃんに会いに来てくれた。

この日は、モニター越しではなく、ガラス越しに保育器に入った赤ちゃんに会うことが出来た。

5日目NICU入院

この日から保育器がなくなり,哺乳瓶に入れたミルクを自分であげることになった。

時間は3時間おき。

ただし、就寝時間だけは免除。

午前中から夜20時前ぐらいまでの間、NICUに足を運びミルクをあげた。

最初は搾乳したミルクをあげ、足らない分は粉ミルクを足して沢山飲ませた。

搾乳は、本来生まれて間もなくしてから赤ちゃんと授乳の練習をすると赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれるので、ミルクが出るが私の場合は、赤ちゃんがNICUに入院していたので、電動搾乳機でおっぱいを絞り、ミルクが出る様にしていた。

今回の出産は、NICUで入院の赤ちゃんが多く、電動搾乳機をみんなが使用していたので、時には手絞りで一生懸命絞った。

赤ちゃんに飲んでもらえないので、おっぱいが張って痛くなる。

それから、顔に機械が装着され、機械のチューブが外れないように、テープで固定されているのだが、かぶれて赤くなっていて痛々しかった。

可哀そうだな~~、顔は綺麗になるのかな?なんて、不安で仕方なかったがそんな不安はかき消される。

数日後綺麗な顔になっていた。

ホッとした。

6日目NICU退院

めでたくNICUを退院。

本当に良かった。

そして、母子同室が許されたがおっぱいをあげるのは、NICUの授乳室。

まず、手を洗って、消毒して、赤ちゃんを裸にし(オムツは穿かせたままでOK)、体重をはかる。

その後、助産師さん付き添いの元おっぱいの練習。

赤ちゃんにとって初めての体験、そして、わたしにとっても約4年ぶり。

中々息が合わないが仕方がない。

経産婦なので、焦りはなく、いつか飲めるようになるから大丈夫とドーンと構えていた。

ただし、時間がかかるので、やっと規定量ミルクを飲むことが出来たと思い、病室に戻ってもまたすぐ授乳時間。

授乳は3時間おきなので、授乳に時間がかかると休む間もなく呼ばれてしまう。

眠い目をこすりながら、授乳室へ。

7日目母子同室

母子同室がスタートし、赤ちゃんがやっと元気になり、一緒に過ごすことが出来るようになり、やっとホッとした。

久々の赤ちゃん。

すぐ上の子から約4年。

だいぶ、夜中起きるのは、慣れていたが、それにしても眠い。

初めての子に比べれば、大したことはなかった・・・

3時間おきに授乳室へ行き、赤ちゃんとおっぱいの練習。

なかなか吸い付かない。

気長にいこう。

だってさ、この間まで、保育器にいて、頑張ってやっと元気になってくれたんだからさ。

本当に頑張ってくれて、良かったな~と改めて、実感。

そして、この病院、本当にNICUの助産師さんも他の助産師さんも優しくて素敵な人だらけ、帰りにアンケートの紙に無記名でもよかったが、名前を記名して、アンケートを投函した。

どうやら、この病院は、助産師さんが素晴らしいということでとっても有名だそうだ。通りで・・・納得。

8日目退院前日

明日が退院、帝王切開の場合は通常前日入院を含め、10日入院をするが、主治医に経過が私の体調の経過が順調なら、1日退院を早めて欲しいと伝えていた。

幼い兄姉が気になるし、入院費も節約できるしとちゃっかり、節約主婦(苦笑)

私の体調は、かなり良好で1日早い退院が許可されたが、赤ちゃんの体重が全く増えない。

時には、体重が減ってしまうことも、赤ちゃんは体重が増えないと退院できない。

「え~~、一緒に退院したい。離れ離れよ嫌だし、上の子2人連れて病院通いも大変。困った。」と心の叫び。

母は、この話を聞いて大慌てで、赤ちゃんの体重が増えるよう、根気よくミルクを飲ませたが、この日は、体重は増えなかった、ガックリ。

9日目退院

引き続き、夜明けから必死にミルクを与え続ける。

この甲斐あってか、赤ちゃんの体重が少し増え無事退院することが出来た。

赤ちゃんは、生まれる前からインフルエンザ、タミフルの服用、そして、私の働き過ぎによって、逆子のまま、出産予定日よりも3週間も早まる、出産後もすぐに呼吸器障害でNICUへ。

そして、体重が増えないので、ミルクを必死に飲まされる。

本当に、色んなことを頑張ってくれたと思う。

頑張って、私たちの元に生まれてきてくれたことに感謝。

本当にありがとう。

一緒に退院出来て良かったね。

この日、兄姉たちは運動会前日の為、自分の家に帰宅していて、赤ちゃんに会うことは出来なかった。

まとめ

NICU(新生児特定手中治療室)に入院、しかも呼吸器障害(新生児一過性多呼吸)と聞くとお産を頑張ったお母さんはビックリしてしまう。

この日から、無事で元気に退院できることを祈り続けるだろう。

だが、NICUは怖い所ではない。

優しい助産師さんたちが常に健康を管理し、元気になるよう手助けをしてくださっているありがたい場所だ。

本当に小さな赤ちゃんが大好きで、元気になって欲しいと願う人達が働いているのだな~と実感し、今まで知らなかった世界を知ることが出来た。

こういう人たちのお陰で、みんな生かされているんだなと感じた。

そして、呼吸器障害(新生児一過性多呼吸)は、名前だけ聞くと驚いてしまうが、入院日数は赤ちゃんの状況次第で違うが、ちゃんとNICUで管理してもらえれば、ほとんどが後遺症も残らず、退院できる。

後遺症も非常に稀な場合しかない。

呼吸器障害(新生児一過性多呼吸)に限らず、出産後赤ちゃんが色んな疾患を抱え、頭を悩ませ、毎日泣きまくったお母さんたちを沢山知っている。

なかなか妊娠できず、悩み、不妊治療で頑張った人やそれでもできなかった人、妊娠中つわりがひどくて入院した人、授かったのに、赤ちゃんとお別れしなくてはいけなくなった人、元気に生まれてきてくれたので疾患を抱えたため、緊急搬送された人、大病を患い、定期的に手術を受けなくてはいけない人、色んな人が色んな悩みを抱えている。

隣の芝生は青く見えるが、実際にはその人にしかわからない。

色んな事を経験して、乗り越えて、親は逞しくなっていくのだな~と思う。

そして、私に限ってかもしれないが、逞しすぎて、可愛げがなくなってしまった。

3人の子育てで、目まぐるしくて、主人の事は後回し。

本当にごめんよ。

でも、手も口も足らないの。ま、知ってるよね(笑)いつも助けてくれてありがとう。

これからも、お互い助け合って生きて行こう。






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