男の子と女の子は聞こえ方が違う・・・
その為、学校である男の子が間違って「注意欠陥障害」だと判断されてしまった。
そんなことが本当にあるのだろうか?
男の子の脳、女の子の脳―こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方の本を読み進めていくと真実がみえてくる・・・
男の子の脳と女の子の脳はこんなにも違った!!その真相に迫る。
男の子は学校の女の先生の声が聞こえないってホント?ウソ?
その答えの箇所を男の子の脳、女の子の脳―こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方からピックアップしてみた。
七歳のジャスティンは、教室の後ろの方に座っている。
先生は女性で、本人がちょうどいいと感じる声でしゃべっている。
だがジャスティンはほとんど聞いていない。
かわりに窓の外を見たり、天井をはいまわるハエを眺めたりしている。
そのうち先生は、ジャスティンが注意を向けていないのに気づく。
ジャスティンには注意力の欠如が見られる。
そして当然のように、彼は注意欠陥障害ではないかと考える。
ジャスティンが注意力の欠如を示しているという点について、この先生は全く正しい。
だが彼の注意力欠如は、「注意欠陥障害」のせいではない。
この先生は、女の子と男の子の生来の学び方の違いを理解している教師だった。
それなのに、ジャスティンを「注意欠陥障害」だと思ってしまう。
男の子と女の子では、音の聞こえ方が違う。
その為、席を移動したり、先生の声の大きさやトーンを変えるだけで、この問題が解決してしまうことがある。
多くの教師や親や大人達は、男の子の脳、女の子な脳の違いを理解していない、そのため、子供に対して、間違った判断をしてしまうかもしれない。
実際に、男の子は日頃から落ち着きがない子が多い。
保育士の姉が言うには、ショッピングモールを見渡せば、走り回って、叫んで、動き回ってるのは、ほとんど男の子。
本当にそうだな〜とどこに行っても感じる。
だからこそ、男の子と女の子を同じように育てるのは、間違いかもしれない。
男の子と女の子の学習スタイルといじめの違い
男の子と女の子の学習スタイルは違うし、教師との関係に抱いている期待にもちがいがある。
男の子は、友達に一目置かれるためには、あまり先生と親しくしたがらない。
女の子は、先生が自分に対してあまり関心を寄せないと不安になってします。
その為、先生と親密になる子が多い。
この理由を読み進めて行くと、自分が幼い頃授業を受けていた時のことを思い出すと納得いくことばかりだ。
それから、近年話題になっているいじめのことや友情パターンのことなど、男の子、女の子の特性に分けて、詳しく書かれている。
男の子は先生と親しいといじめの対象になりやすく、女の子は意地悪をした子ではなくて、些細な事(自分より可愛い洋服を着ているなど)がきっかけで、グループ内の1人がいじめの標的になることが多い。
この内容を知った上で、子育てをするのとしないのでは、だいぶ違うように感じる。
全てを把握し、実践するのは難しいが、頭の片隅にあるだけでも違うかもしれない。
本を読むのが不慣れな人は必要な箇所だけ飛ばし読み
この本は、専門用語や日本語に訳されていて、本を読むのに、不慣れな人には、ちょっぴり難しいかもしれない。
以前、本の読み方を勉強した時に飛ばし読みという方法を本から学んだ。
飛ばし読みは、本を全て一語一句読むのではなく、気になる箇所だけ読む。
例えば、気になる単語や文を見つけたら、そこの前後の関連してる部分だけ読む。
これだけでも、十分自分にとって必要な箇所を吸収できる。
本は全て読む必要はないし、読みたい場合は読めばいい。
自分にあったスタイルで読み進めるのがおすすめです。
こうやって、無理なく読むことが読書では大事!!
本は最初から最後まで読まなくちゃいけないという概念は取っ払おう!!
気になる箇所だけピックアップしたり、目次だけ読んだり、まえがき、あとがきだけを読んだり、目次を見て、気になる箇所だけ読む!!
これだけでも、十分自分の知識となり、財産となる。
まとめ
この【男の子の脳、女の子の脳―こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方】は子育てのヒントになる本です。
我が家は上から「男・女・女」、私は姉妹で育ったので、男の子は未知の生き物。
理解不能。
でも、男の子と女の子が明らかに違うのは毎日子育てをしていて、痛感する。
男の子と女の子全く違うので大変だけど、また違いが楽しい!!
現実は、大変なことの方が多いですが(苦笑)母には何を言ってもいいと思ってる上に、悪い言葉を使いたい小学校一年生の息子、母さんにもっと優しくして~~~~~
的を得たことを的確についてくる年中の娘、まだ大人にならないでくれ~~~~
母さん寂しいぞ!!
日々奮闘中・・・
この本を読んでみて、と男の子の脳と女の子の脳がこんなに違うなら、少し親と子の接し方を変えなくてはいけないな~~~と感じました。
それにしても、学校の先生に「注意欠陥障害」だと誤認されてしまうのは恐ろしすぎる・・・

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